「ガールズバーって給料手渡しだし、税金とかバレないんじゃないの?」
「確定申告ってむずかしそうだし、やらなくても大丈夫でしょ?」
「親や本業の会社にバレたら困るんだけど…!」
このようにお悩みではありませんか?
結論から言いますと、たとえ給料が手渡しでも、確定申告をしないと税務署にバレる可能性があります。
そして、一定の金額(年間20万円)を超えて収入がある場合は、確定申告をしないと後で大きなトラブルになることもあります。
本記事では、
- ガールズバーの手渡し給与の仕組みと申告漏れリスク
- 本業か副業かで変わる申告のポイント
- 忙しいガールズバー嬢におすすめの「確定申告センター」について
- ガールズバー嬢向け!かんたんな確定申告のやり方
- 会社に知られないための申告時の注意点・具体的対策
- 経費にできる支出一覧
など、ガールズバーで働く方によくある疑問や不安を、わかりやすく解説していきます。
この記事を読むことで、「確定申告って必要なの?」「バレずに済ませるにはどうすればいいの?」がしっかりわかるようになります。
ぜひ最後までご覧ください。
ガールズバーの確定申告まるわかり!給料手渡しはバレないって嘘?

給料を手渡しだからといって、税務署に絶対バレないわけではありません。
1年間で20万円以上稼いだら、副業でも確定申告が必要になります。
お店は従業員名簿やお給料の記録を作成し、税務署に提出する義務があり、最近ではマイナンバー制度によって現金のやり取りも記録されバレやすくなっています。
さらに、常連のお客さんが多いお店では売上管理が厳格に行われているため、現金収入だけを隠しきるのはかなり難しいです。
もし申告せずにバレた場合は、追徴課税(追加で払わされるお金)や延滞税(遅れた分にかかる罰金)が課されるだけでなく、悪質と判断されれば脱税として罰則を受けることもあります。
わからないことがあれば、税理士さんに相談するのがおすすめです。
そうすれば、書類の書き方や申告の流れを丁寧に教えてもらえますし、安心してお金の管理ができますよ。
ガールズバーの収入を確定申告しないとどうなる?

ここでは、ガールズバーの収入を申告しなかった場合に起こるリスクをわかりやすくお伝えします。
- 税務署から手紙がくることも…無申告だと調査されちゃう
- バレたらペナルティでふつうより多くお金を取られることも
- 差し押さえ・実家バレなど、放置のリスクがありすぎる!
税務署から手紙がくることも…無申告だと調査されちゃう
ある日突然、ポストに「税務署」からの封筒が届くことがあります。
「なんで私のこと知ってるの?」と思うかもしれませんが、税務署は税金のプロです。
さまざまな方法で、収入の情報を把握しています。
たとえば、
- お店側が税務署に提出している支払調書
- 銀行口座の入出金履歴
- 誰かの通報や密告
などをもとに、「申告していないけど、この人けっこう稼いでるな」と判断されることがあります。
たとえ報酬が手渡しでも、お店や運営側が「誰にいくら支払ったか」を記録していれば、そこからバレることもあります。
バレたらペナルティでふつうより多くお金を取られることも
もし、申告していなかったことが税務署にバレてしまった場合、「ごめんなさい」では済まされません。
本来払うべきだった税金に加えて、ペナルティ(罰金のようなお金)がかかります。
主なペナルティはこちらです。
無申告加算税 | 申告していなかったことへのペナルティ、通常は税額の15〜20%程度 |
延滞税 | 税金の支払いが遅れたことに対する利息、日数が経つほどどんどん増えていく |
たとえば、本来10万円の税金を払うはずだったのに申告せずにいた場合は、無申告加算税(約2万円)+延滞税(数千円〜数万円)合計で15万円以上になることもあります。
せっかく稼いだお金がペナルティで減ってしまうなんて、本当にもったいないですよね。
差し押さえ・実家バレなど、放置のリスクがありすぎる!
「税務署から手紙が来たけど、怖いし無視しちゃおう…」と思うのは危険です。
放置してしまうと、さらに深刻な事態になることもあります。
たとえば、銀行口座や給料、場合によってはスマホ・家具などの財産を差し押さえられたり、住民票の住所から実家に督促状が届いたり、最悪の場合は会社に連絡がいくケースもあります。
親バレや会社バレにつながるので、特に気をつけたいところです。
他にも自分状況にあった注意点など確認しておくのがおすすめです。
ガールズバーの確定申告方法は「本業」か「副業」で変わる

本業か副業かで、申告が必要になる金額のラインが変わります。
ここでは、自分の働き方に応じた確定申告の基準を説明します。
- 【本業のケース】年間95※万円を超えたら申告が必要
- 【副業のケース】年間20万円を超えたら申告が必要
※2025年12月1日以降は税制改正により58万円から95万円へ
【本業のケース】年間95万円を超えたら申告が必要
ほかにお仕事をしていなくて、ガールズバーだけで収入を得ている場合(ガールズバーが本業という方)。
この場合は、1年間(1月1日〜12月31日)の所得が95万円を超えると、確定申告が必要になります。
※「所得」というのは、ざっくり言うと「お給料や売上から経費を引いた残りの金額」のこと。
※2025年12月1日以降は税制改正により58万円から95万円へ
たとえば、毎月8万円くらい安定して稼いでいる場合、年間で96万円くらいになるので、申告が必要になる可能性が高いです。
「私、けっこうがっつり働いてるかも…」と思った方は、早めに確認しておくと安心です。
【副業のケース】年間20万円を超えたら申告が必要
昼間は会社員やアルバイトなどをしていて、ガールズバーは副業として働いている場合。
このケースでは、ガールズバーでの所得が年間20万円を超えたら、確定申告が必要になります。
月にだいたい1万7千円以上稼いでいると、1年で20万円を超えてしまうので、「ちょっとしたお小遣い稼ぎ」のつもりでも、知らないうちに超えていることもあります。
これは、本業で受けている年末調整とはまったく別の話です。
本業とは別に、自分で確定申告をしなければいけません。
忙しいガールズバー嬢におすすめ!確定申告の不安は「確定申告センター」で解消できる!

ここでは、「自分で申告するのは不安」「時間がない」という方に向けて、プロに任せる方法を紹介します。
- 夜のお仕事に理解あるスタッフがていねいにサポート
- 書類作成も提出もおまかせ!スマホでやりとり完結OK
夜のお仕事に理解あるスタッフがていねいにサポート
「確定申告センター」では、夜のお仕事をしている方の事情にしっかり理解があるスタッフが対応します。
「こんなこと相談して大丈夫かな…?」と心配する必要はありません。
親身に話を聞いてくれて、安心して相談できますよ。
書類作成も提出もおまかせ!スマホでやりとり完結OK
確定申告で面倒なのが、書類の準備や収入・経費の計算ですよね。
でも、「確定申告センター」では、そのあたりもすべてプロにおまかせできます。
必要な情報をスマホで送るだけで、あとは全部やってもらえるのでとってもラク!
お店の休憩時間や、自宅でリラックスしているときに、スマホでポチポチやり取りするだけで手続きが完了します。
わざわざ税務署に行ったり、難しい税金の本を読んだりする必要もありません。
ガールズバー嬢向け!かんたんな確定申告のやり方

ここでは、自分でできる確定申告の方法を初心者向けに紹介します。
- スマホやパソコンでらくらく申告(e-Tax)
- ソフトやアプリを使って申告
- 税務署に書類を送るor直接持っていく
- 確定申告を「代行サービス」に丸投げもできる!
スマホやパソコンでらくらく申告(e-Tax)
最近は、スマホやパソコンから確定申告ができる「e-Tax」という便利なシステムがあります。
国税庁のホームページにアクセスして、画面の指示にしたがって入力していくだけでOKです。
マイナンバーカードと、それを読み取れるスマホやカードリーダーが必要になることがありますが、家にいながら申告できるのはとても便利ですよね。
最初は少し操作に慣れが必要かもしれませんが、思っているより簡単なので、チャレンジしてみる価値はあります。
ソフトやアプリを使って申告
「e-Taxってちょっと難しそう…」という方には、会計ソフトや確定申告用のアプリもおすすめです。
最近は、質問に答えていくだけで自動的に書類を作ってくれるサービスがたくさんあります。
たとえば、代表的なものでいうと以下の3つがあげられます。
- マネーフォワード クラウド確定申告
- freee(フリー)確定申告
- やよいの青色申告 オンライン
銀行口座やクレジットカードと連携できるものなら、支払い履歴を自動で取り込んでくれて、入力の手間がぐっと減ります。
無料で使えるものも多いので、いろいろ試して自分に合うものを選んでみてくださいね。
税務署に書類を送るor直接持っていく
「やっぱり紙の方が安心…」「ネットはちょっと苦手…」という方も大丈夫。
確定申告書は、税務署でもらうか、国税庁のホームページからダウンロードして印刷できます。
書き終えたら、税務署に郵送するか、直接持っていけば提出完了です。
窓口に行けば、書き方がわからないところをその場で相談できるのも安心ですが、確定申告の時期はかなり混雑するので時間には余裕を持って行きましょう。
確定申告を「代行サービス」に丸投げもできる!
「やっぱり全部プロにお願いしたい!」という方は、税理士さんや専門サービスに代行を頼むのも安心です。
たとえば、「確定申告センター」のように、夜のお仕事に理解のある専門スタッフがそろっている税理士事務所なら、気軽に相談できます。
さらに税務署とのやりとりもすべて代わりにやります。
費用はかかりますが、手間もストレスも一気に減らせるので、「安心を買う」と思えばとても効率的な選択かもしれません。
会社バレしたくない!副業ガールズバー嬢が確定申告で気をつけること

ここでは、副業でガールズバーをやっていて「会社バレ」を避けたい方に向けて、注意点を解説していきます。
特に以下の2つに注意しましょう。
- 「住民税を自分で払う」にしておけば、会社にはバレにくい
- 年末調整に副業ぶんを入れちゃうとバレるから注意!
「住民税を自分で払う」にしておけば、会社にはバレにくい
確定申告書には「住民税・事業税に関する事項」という欄があります。
そこにある「自分で納付(普通徴収)」にチェックを入れておきましょう。
住民税は、住んでいる市区町村に払う税金です。
通常、会社員は会社が給料から天引きして納めています(これを「特別徴収」といいます)。
でも、副業の収入があると住民税の金額が増えるので、そのままだと「なんでこの人、住民税多いの?」と会社に気づかれることもあります。
そこで「自分で納付(普通徴収)」を選べば、副業分の住民税の納付書は自宅に届くので、会社に通知がいきません。
その結果、副業がバレにくくなります。
確定申告の際は、このチェックを忘れずに入れておくのが大事なポイントです。
年末調整に副業ぶんを入れちゃうとバレるから注意!
会社では年末になると、「年末調整」という手続きがあります。
これは、会社からもらっているお給料に対する税金を調整するものです。
ここでうっかり、副業(ガールズバーやチャットレディなど)の収入を記入してしまうと、会社に副業をしていることがバレてしまいます。
副業の分は、年末調整とは切り離して、自分で確定申告するようにしましょう。
これもOK?ガールズバー嬢が確定申告で経費にできるものまとめ

仕事に関係ある出費なら、意外といろいろ経費にできちゃいます。
ここでは、確定申告のときに“経費として申告できるもの”を具体的に3つに分けて紹介します。
- ドレスやコスメ、ウィッグとか!お仕事で使う衣装代や美容代
- お店まで行くときの電車代とかタクシー代
- お客さんとの連絡で使うスマホ代の一部
ドレスやコスメ、ウィッグとか!お仕事で使う衣装代や美容代
キャバクラやガールズバーなど、夜のお仕事では「見た目」もお仕事の一部。
そのため、お客さんに良い印象を持ってもらうための衣装代やコスメ代なども、経費として申請できることがあります。
経費にできるもの | 具体例 | ポイント |
---|---|---|
衣装代 | ドレス、ワンピース、ヒールなど | お店用ならOK、普段使いとの区別が大事 |
コスメ代 | ファンデ、リップ、ヘアスプレーなど | 業務用と説明できるものが対象 |
美容代 | ウィッグ、カラコン、ヘアセット、ネイル代 | お仕事の演出に必要なら経費にOK |
※ただし「普段の生活でも使ってるよね?」と思われるようなものは、経費にしにくいこともあります。
なるべく「仕事用として使っている証拠(メモや写真)」があると安心です。
お店まで行くときの電車代とかタクシー代
通勤・出勤にかかった交通費は、継続して支払っている大きな出費のひとつですよね。
こちらも立派な「仕事のための移動」として、経費になります。
経費にできるもの | 具体例 | ポイント |
---|---|---|
電車代 | 自宅〜お店の往復 | 日数や経路のメモがあると安心 |
タクシー代 | 終電後の帰宅など、やむを得ない移動費 | 領収書や使った理由を残しておこう |
毎日の移動費用も、年間で見るとかなりの金額になります。
「なんとなく出費してた」だけじゃもったいないので、ちゃんと記録しておきましょう!
お客さんとの連絡で使うスマホ代の一部
お客さんとやりとりするためのスマホや通信費も、立派な業務ツールです。
SNSやLINEで営業したり、出勤確認や連絡をしていたりするなら、経費として考えられます。
経費にできるもの | 具体例 | ポイント |
---|---|---|
通信費 | スマホの通信料、インターネットの回線費 | 仕事用で何%くらい使っているかを自分でざっくり出して「割合」で申告する(例:50%) |
アプリ代等 | 営業に使うLINEスタンプや連絡ツールなど | 業務に必要だったと説明できるように、使った目的をメモしておくと安心 |
スマホはプライベートでも使うものなので、全部を経費にするのはNG。
でも「半分以上は仕事用」など、使い方に応じて一部を経費にできるんです!
まとめ
この記事では、「給料手渡しならバレない?」という誤解や、ガールズバー嬢が抱える申告の不安、バレないための対策や申告方法について詳しく解説しました。
この記事のポイントを振り返ってみましょう。
- 給料が手渡しでも、お店の台帳やマイナンバーで税務署にバレる可能性がある
- 副業なら年20万円以上、本業なら年95円以上で確定申告が必要になる
- 無申告がバレると、追徴課税や延滞税により余計なお金を払うリスクがある
- 支払い通知などを放置すると、差し押さえや実家バレ・会社バレに発展することも
- 忙しい人には、スマホだけで完結する「確定申告センター」の利用が安心
- 衣装・美容代・交通費・通信費など、正しく記録すれば経費として申告可能
- 副業バレを防ぐには、「住民税を自分で納付」にチェックすることが大事
給料の手渡し=絶対バレないとは限りません。
むしろ今は情報連携が進み、収入は意外と簡単に把握されてしまう時代です。
この記事を参考に、「後から後悔するより、今のうちに正しく対処」しておく意識を持ちましょう。
もし「自分でやるのは不安…」「親や本業にバレたくない…」と感じているなら、ナイトワーク専門の税理士が対応してくれる『確定申告センター』を活用してみてはいかがでしょうか。