• 確定申告には、何の書類を用意すればいいの?
  • 源泉徴収票や支払調書をもらっていないけど、申告できる?
  • 領収書は申告書と一緒に出すの?

確定申告に必要な書類は、働き方によって違います。全員に必要なものと、立場ごとに必要なものに分けると分かりやすくなります。この記事は、キャバクラ・ホステス・風俗・チャットレディなどの夜職や、副業で働く人に向けて書いています。

書類がそろわないまま期限が近づくと、経費の記録が足りずに税金を多く払ってしまったり、申告が遅れてしまったりします。早めにそろえておきましょう。

私たちは夜職・副業に特化した税理士事務所として、毎年800件以上の確定申告をサポートしています。

この記事では、全員に必要な書類、立場ごとに必要な書類、明細がないときの集め方を一覧にしました。

結論:全員に必要なのは本人確認書類と、1年分の収入と経費が分かるものです。会社員の副業なら源泉徴収票、個人事業主・業務委託なら報酬の明細と経費の領収書・帳簿を用意します。

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確定申告の必要書類(立場別の早見表)

この記事の答え(確定申告の必要書類)
立場用意するもの
全員本人確認書類(マイナンバーカードなど)・確定申告書・税金が戻る人は自分名義の口座
会社員・アルバイトで副業がある勤め先の源泉徴収票・副業の収入の明細・副業の経費の領収書
個人事業主・業務委託・フリーランス報酬の明細(支払調書があれば)・売上の記録・経費の領収書・帳簿
控除を受ける人受ける控除に合わせた証明書(国民年金・国民健康保険の支払いの証明など)

領収書は、申告書と一緒に出さなくても、手元に残しておきます。税務署から聞かれたときに説明できるようにしておきましょう。

1. 全員に必要な書類

書類ポイント
本人確認書類マイナンバーカードなど。マイナンバーと本人であることが分かるもの
確定申告書スマホ・パソコンで作るか、税務署で用紙をもらう
自分名義の口座税金が戻る(還付)人は、振り込んでもらう口座を書く

まずは、自分が確定申告の必要な人かを確かめましょう。目安は確定申告はいくらから必要?にまとめています。

確定申告で全員に必要な書類のチェックリスト。本人確認書類(マイナンバーカードなど)、確定申告書(スマホ・パソコンで作るか税務署の用紙)、税金が戻る人は自分名義の口座。領収書は申告書と一緒に出さなくても手元に残しておく

2. 会社員・アルバイトで副業がある人

書類どこでもらう・どう作る
源泉徴収票勤め先から(年末調整のあとにもらえる)
副業の収入の明細副業先の明細、振込の記録、アプリの売上画面など
副業の経費の領収書副業のためにかかった費用のレシート・領収書

副業の所得が年20万円を超えたら確定申告が必要です。くわしくは副業の確定申告を見てください。

お店や会社から源泉徴収票がもらえないときは、源泉徴収票がもらえない時は?で、頼み方と確定申告のしかたを解説しています。

3. 個人事業主・業務委託・フリーランスの人

書類ポイント
報酬の明細・支払調書お店や会社からもらえるもの。もらえなくても申告はできる
売上の記録(帳簿)1年分の売上を日付順に記録したもの
経費の領収書・レシート仕事のための費用。何のための出費かメモしておく
通帳・電子マネーの記録振込や送金の記録。売上の記録と合わせて確かめる
青色申告の人帳簿と、帳簿から作る決算書
立場で変わる収入と経費の書類の図。会社員・アルバイトで副業がある人は勤め先の源泉徴収票、副業の収入の明細、副業の経費の領収書。個人事業主・業務委託は報酬の明細(支払調書があれば)、売上の記録(帳簿)、経費の領収書、通帳・電子マネーの記録

報酬から税金(源泉徴収)を引かれている人は、引かれた金額が分かる明細も大切です。確定申告で精算され、払いすぎていれば戻ってきます。くわしくはキャバ嬢・ホステスの源泉徴収の仕組みで解説しています。

業務委託で働く人の流れは業務委託の確定申告を見てください。

4. 明細がない・手渡しの報酬のときは

夜職などで報酬を手渡しで受け取っていて、明細も支払調書もない人は、自分で記録を作ります。

  1. 手帳・スマホのメモ・カレンダーから、働いた日と受け取った金額を書き出す
  2. お店からのメッセージやシフトの記録など、裏付けになるものを残す
  3. 月ごとに合計して、1年分の売上を出す
  4. 経費の領収書と合わせて、所得(売上−経費)を出す

ポイント:明細がなくても申告はできます。大切なのは、1年分を正直にまとめておくことです。

5. 仕事別の必要書類

業種によって、報酬の受け取り方や経費にできるものが違います。自分の仕事の記事もあわせて読んでみてください。

6. 書類をそろえる順番と期限

確定申告の書類をそろえる順番の図。1年を通して明細と領収書を捨てずに残す、年末〜年明けに源泉徴収票・支払調書・控除の証明書を集める、申告の期間の前に1年分を集計する、2027年2月16日〜3月15日に申告書を出して税金を納める
時期の目安やること
1年を通して明細・領収書を捨てずに残す
年末〜年明け源泉徴収票・支払調書・控除の証明書を集める
申告の期間の前1年分の収入と経費を集計する
2027年2月16日〜3月15日申告書を出して、税金を納める

期限:令和8年分(2026年の所得)は2027年2月16日〜3月15日。税金を納める期限も3月15日です。

期間のくわしい説明は確定申告はいつからいつまで?を見てください。

7. 夜taxのお客様の声と解説動画

実際に夜taxへご相談いただいたお客様の声や、確定申告の仕組みを解説した動画です。

漫画でわかるナイトワークの確定申告

ナイトワークの確定申告の流れを、短い漫画で解説した動画です。

確定申告で税金が返ってくる理由

確定申告をすると、払いすぎた税金が戻ってくることがある理由を解説した動画です。

書類のほか、夜職の確定申告でよくある質問は夜職の確定申告・税金のよくある質問にまとめています。

8. 確定申告の必要書類 よくある質問

確定申告に必要な書類は?

全員に本人確認書類と、1年分の収入・経費が分かるものが必要です。会社員の副業なら源泉徴収票、個人事業主・業務委託なら報酬の明細と領収書・帳簿を用意します。

源泉徴収票はどこでもらう?

勤め先からもらえます。年末調整のあとに渡されるのが一般的です。

支払調書がもらえないときは?

支払調書がなくても申告はできます。明細や振込の記録、自分で作った記録で1年分をまとめましょう。

領収書は提出する?

申告書と一緒に出さなくても、手元に残しておきます。税務署から聞かれたときに説明できるようにしておきましょう。

手渡しの報酬で明細がない

手帳やメモから、働いた日と受け取った金額を書き出して1年分をまとめます。

マイナンバーカードがないと申告できない?

マイナンバーカードがなくても、マイナンバーが分かる書類と本人確認書類で申告できます。

スマホで申告するときも書類は必要?

書類の内容を見ながら入力します。源泉徴収票や明細は手元に用意しておきましょう。

書類はいつまで残す?

税務署から聞かれたときに説明できるよう、申告のあとも捨てずに残しておきましょう。

令和8年分の期限は?

2027年2月16日〜3月15日です。税金を納める期限も3月15日です。

書類の集め方から相談できる?

夜taxは夜職・副業に特化した税理士事務所で、書類の集め方からお手伝いしています。全国対応で、LINEから相談できます。

9. まとめ

確定申告の必要書類は、本人確認書類と1年分の収入と経費が分かるものが基本です。会社員の副業は源泉徴収票、個人事業主・業務委託は報酬の明細と領収書・帳簿を用意します。

支払調書や明細がなくても申告はできます。手帳やメモから1年分をまとめましょう。

領収書は申告書と一緒に出さなくても、手元に残しておくことが大切です。

今のうちに、明細と領収書を月ごとに整理しておきましょう

書類がそろわないときは、早めに税理士に相談しましょう