- 確定申告が全くわからない。何から始めればいいの?
- 初めてで、自分に申告が必要なのかも分からない
- 一人でできるのか不安
確定申告は、1年分の所得と税金を自分で計算して、税務署に伝える手続きです。初めての人は、やることを順番に並べると、ぐっと分かりやすくなります。この記事は、キャバクラ・ホステス・風俗・チャットレディなどの夜職や、副業で働く人に向けて書いています。
私たちは夜職・副業に特化した税理士事務所として、毎年800件以上の確定申告をサポートしています。初めて申告する方のご相談もたくさんいただきます。
この記事では、初めての確定申告の5つの手順と、それぞれでやることを、令和8年分の数字で解説します。
初めての確定申告:5つの手順
| 手順 | やること |
|---|---|
| ① 必要か確かめる | 会社員の副業は所得20万円、給与のない人は所得104万円を超えたら必要(令和8年分) |
| ② 収入を集める | 1年分(1月〜12月)の給与・報酬の明細、源泉徴収票 |
| ③ 経費を集める | 仕事のための費用の領収書・レシート |
| ④ 所得を計算する | 報酬は「売上−経費」、給与は「年収−給与所得控除」 |
| ⑤ 申告書を作って出す | スマホ・パソコン・税務署の窓口・郵送。期限までに税金も納める |
令和8年分(2026年の所得)の確定申告は、2027年2月16日〜3月15日です。
1. 手順①:確定申告が必要か確かめる
| あなたの立場 | 確定申告が必要になる目安(令和8年分) |
|---|---|
| 会社員・アルバイトの副業 | 副業の所得が年20万円を超えたら |
| 給与のない個人事業主・フリーランス・業務委託 | 所得(売上−経費)が104万円を超えたら(基礎控除だけで考えた場合) |
| 給与だけ(勤め先で年末調整あり) | 原則いらない |
くわしくは確定申告はいくらから必要?を見てください。必要のない人でも、報酬から源泉徴収されている人は、申告すると税金が戻ることがあります。
2. 手順②:1年分の収入を集める

1月1日〜12月31日に受け取った給与・報酬を、すべて集めます。
| 収入の種類 | 集めるもの |
|---|---|
| 会社・アルバイトの給与 | 勤め先の源泉徴収票 |
| 業務委託の報酬 | 報酬の明細・支払調書・振込の記録 |
| 手渡しの報酬 | 手帳やメモから、働いた日と受け取った金額を書き出す |
書類の一覧は確定申告の必要書類にまとめています。
3. 手順③:経費を集める
業務委託の報酬や事業の売上がある人は、仕事のためにかかった費用を経費として引けます。給与には経費のかわりに給与所得控除があるので、領収書を集める必要はありません。
| 経費の例 | ポイント |
|---|---|
| 衣装・仕事用の道具 | 仕事で使うもの |
| 交通費 | 仕事の行き帰り・移動 |
| スマホ代・通信費 | 仕事に使った割合だけ(按分) |
4. 手順④:所得を計算する
| 収入の種類 | 所得の出し方 | 例 |
|---|---|---|
| 給与 | 年収−給与所得控除(令和8年分は最低74万円) | 年収150万円 → 所得76万円 |
| 業務委託の報酬・事業の売上 | 売上−経費 | 売上150万円・経費30万円 → 所得120万円 |
所得から基礎控除などの所得控除を引いた残りに、税金がかかります。給与のない人は、所得132万円以下なら基礎控除は104万円です(令和8年分)。

業務委託の人のくわしい計算は業務委託の確定申告、副業の人は副業の確定申告を見てください。
5. 手順⑤:申告書を作って出す・税金を納める
| 出し方 | ポイント |
|---|---|
| スマホ・パソコンで作って送る | 画面の案内に沿って入力できる。税務署に行かなくてよい |
| 税務署の窓口に持っていく | 期間の終わりごろは混みやすい |
| 税務署へ郵送する | 期限までに出したことが分かるようにしておく |
期限までに申告書を出して、税金も納めます。期限に遅れると、無申告加算税(自分から申告すれば5%)や延滞税がかかることがあります。期間のくわしい説明は確定申告はいつからいつまで?を見てください。
期限:令和8年分(2026年の所得)は2027年2月16日〜3月15日。税金を納める期限も3月15日です。
青色申告の届出をしていない人は、白色申告で出します(白色申告とは?)。紙の申告書を郵送で出すときは確定申告の郵送のしかた、税金の納め方は確定申告の税金の納め方で解説しています。
6. 初めての人がつまずきやすいこと
| つまずき | 対策 |
|---|---|
| 売上だけを見て「申告はいらない」と思い込む | 経費を引いた所得で判定する |
| 経費の領収書を捨ててしまった | これからの分は残す。カードの明細なども手がかりになる |
| 白色申告と青色申告のどちらにするか迷う | 青色申告は届出と帳簿が必要。条件を満たすと最高65万円の特別控除がある |
| 期限ぎりぎりで書類が足りない | 早めに税理士や税務署に相談する |

青色申告の選び方は夜職の青色申告と白色申告、夜職の人が自分で申告する方法は夜職の確定申告は自分でできる?でくわしく解説しています。
7. 夜taxのお客様の声と解説動画
実際に夜taxへご相談いただいたお客様の声や、確定申告の仕組みを解説した動画です。
漫画でわかるナイトワークの確定申告
ナイトワークの確定申告の流れを、短い漫画で解説した動画です。
確定申告で安心を手に入れたお客様のリアルな声
夜職で働くお客様が、確定申告を夜taxに任せて安心できるまでの体験談です。
初めての人がよく迷う質問は、テーマ別に夜職の確定申告・税金のよくある質問にまとめています。
8. 初めての確定申告 よくある質問
- 確定申告が全くわからない。何から始める?
まず、自分に確定申告が必要か確かめましょう。そのあと、1年分の収入と経費を集めます。
- 初めてでも自分でできる?
できます。スマホやパソコンで、画面の案内に沿って入力できます。不安な人は税理士に頼むこともできます。
- 確定申告が必要かどうかの目安は?
会社員の副業は所得20万円、給与のない人は所得104万円を超えたら必要です(令和8年分)。
- 「所得」とは?
報酬なら売上から経費を引いた金額、給与なら年収から給与所得控除を引いた金額です。
- どんな書類が必要?
本人確認書類と、1年分の収入と経費が分かるもの(源泉徴収票・報酬の明細・領収書など)です。
- 令和8年分の期限は?
2027年2月16日〜3月15日です。税金を納める期限も3月15日です。
- 白色申告と青色申告はどっち?
青色申告は届出と帳簿が必要ですが、条件を満たすと最高65万円の特別控除があります。初めての人は白色申告から始める人も多いです。
- 申告すると税金が戻ることはある?
報酬から源泉徴収されている人は、申告すると払いすぎた分が戻ることがあります。
- 間違えて申告してしまったら?
期限内なら出し直せます。期限のあとに気づいたときは、早めに税務署や税理士に相談しましょう。
- 初めての確定申告を任せられる?
夜taxは夜職・副業に特化した税理士事務所で、初めての方の申告もお手伝いしています。全国対応で、LINEから相談できます。
9. まとめ
必要かどうかは、売上ではなく所得で判定します。会社員の副業は20万円、給与のない人は104万円が目安です。
明細と領収書を今のうちから残しておくと、期間に入ってからあわてずに済みます。
まず、自分に確定申告が必要か確かめましょう
一人で不安なときは、早めに税理士に相談しましょう

