• お店を辞めたら、源泉徴収票をもらえなかった
  • 頼んでも、なかなか送ってくれない
  • 源泉徴収票がないと、確定申告できないの?

源泉徴収票は、給与をもらった人が、1年間の給与と差し引かれた税金を確かめるための書類です。給与を払ったお店や会社は、働いた人に渡すことになっています。この記事は、キャバクラ・ホステス・風俗・チャットレディなどの夜職や、副業で働く人に向けて書いています。

源泉徴収票がないからといって、確定申告をあきらめる必要はありません。頼み方と、もらえないときの方法を知っておきましょう。

私たちは夜職・副業に特化した税理士事務所として、毎年800件以上の確定申告をサポートしています。「お店が源泉徴収票を出してくれない」というご相談もよくいただきます。

この記事では、源泉徴収票がもらえないときの頼み方、税務署への届出、給与明細での確定申告、報酬の人の場合を解説します。

結論:給与の人は、お店・会社に源泉徴収票を頼む → それでもだめなら税務署に「源泉徴収票不交付の届出書」の順で進めます。給与明細などで金額が分かれば、確定申告はできます。報酬の人は、そもそも源泉徴収票は出ません。

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源泉徴収票がもらえないときの流れ(早見表)

この記事の答え(源泉徴収票がもらえないとき)
順番すること
1. お店・会社に頼むメールやLINEなど、記録が残る形で頼む(辞めたお店にも頼める)
2. 税務署に届け出る「源泉徴収票不交付の届出書」を出すと、税務署からお店・会社に話をしてくれる
3. 明細で確定申告給与明細・振込の記録で、給与と差し引かれた税金を計算して申告する

報酬(業務委託・ホステス報酬など)で働いている人は、源泉徴収票ではなく「支払調書」の扱いになり、受け取る人に渡す決まりはありません。

源泉徴収票がもらえないときの流れの図。まずお店・会社にメールやLINEなど記録が残る形で頼む(辞めたお店にも頼める)、それでもだめなら税務署に源泉徴収票不交付の届出書を出す、給与明細や振込の記録で給与と差し引かれた税金を計算して確定申告する

1. 源泉徴収票はもらえるもの?給与か報酬かで違う

払われ方もらう書類本人に渡される?
給与(アルバイトなど)源泉徴収票渡す決まりがある(辞めた人にも)
報酬(業務委託・ホステス報酬など)支払調書渡す決まりはない

夜のお店では、給与ではなく報酬として払われていることも多くあります。どちらかは、明細の書き方やお店との約束で確かめましょう。くわしくはキャストの報酬と給与の違い・支払調書とは?で解説しています。

ポイント:給与なら、源泉徴収票はもらえるのがふつうです。報酬なら、源泉徴収票は出ません。まず自分がどちらかを確かめましょう。

2. お店・会社への頼み方

  1. いつからいつまで働いたか、名前と連絡先を伝える
  2. 「確定申告に使うので、源泉徴収票を送ってほしい」と頼む
  3. メールやLINEなど、頼んだ記録が残る形にする
  4. 送り先(住所・メール)を伝える

辞めたお店に連絡しにくいときも、記録が残る形で一度頼んでおくと、このあと税務署に届け出るときに説明しやすくなります。

源泉徴収票をお店・会社に頼むときのチェックリスト。いつからいつまで働いたか名前と連絡先を伝える、確定申告に使うので送ってほしいと頼む、メールやLINEなど記録が残る形にする、送り先を伝える

3. それでももらえないとき:源泉徴収票不交付の届出書

頼んでも源泉徴収票をもらえないときは、税務署に「源泉徴収票不交付の届出書」を出せます。税務署が、お店や会社に源泉徴収票を出すよう話をしてくれます。

ポイント内容
どこに出す住んでいる地域の税務署
書くこと自分の名前・住所、お店・会社の名前・住所、働いた期間など
用意しておくと安心なもの給与明細、振込の記録、頼んだときのメールやLINE

どこに聞けばいいか迷ったら、確定申告の相談はどこにする?もあわせて読んでください。

4. 源泉徴収票なしで確定申告するには

源泉徴収票は、確定申告書に付ける必要はありません。給与の金額と差し引かれた税金が分かれば、確定申告はできます。

必要な数字どこで分かる
1年間(1〜12月)の給与の合計給与明細・振込の記録
差し引かれた所得税の合計給与明細の「所得税」の欄
差し引かれた社会保険料給与明細(引かれている人だけ)

年末調整を受けていない給与は、確定申告で税金を精算すると戻ることがあります。くわしくは夜職は年末調整だけで大丈夫?・夜職の確定申告で税金が戻る仕組みで解説しています。

申告に必要な書類の一覧は確定申告の必要書類にまとめています。

5. 報酬で働いている人の場合

報酬(業務委託・ホステス報酬など)で働いている人には、源泉徴収票は出ません。お店の明細や振込の記録から、報酬の合計と差し引かれた税金を計算して申告します。

給与と報酬でもらう書類の違いの図。給与(アルバイトなど)は源泉徴収票で、辞めた人にも渡す決まりがあり、給与明細や振込の記録でも確定申告できる。報酬(業務委託・ホステス報酬など)は支払調書で、渡す決まりはなく、お店の明細や振込の記録から合計を出す

ホステス・コンパニオンなどの報酬では、源泉徴収の額は次の式で計算します。

(報酬 − 5,000円 × その支払の計算期間の日数)× 10.21%

くわしくはキャバ嬢・ホステスの源泉徴収の仕組み・チャットレディの源泉徴収で解説しています。

期限:令和8年分(2026年の所得)は2027年2月16日〜3月15日。税金を納める期限も3月15日です。

6. 夜taxのお客様の声と解説動画

実際に夜taxへご相談いただいたお客様の声や、確定申告の仕組みを解説した動画です。

確定申告で税金が返ってくる理由

確定申告をすると、払いすぎた税金が戻ってくることがある理由を解説した動画です。

確定申告で安心を手に入れたお客様のリアルな声

夜職で働くお客様が、確定申告を夜taxに任せて安心できるまでの体験談です。

7. 源泉徴収票がもらえない よくある質問

源泉徴収票はもらえるもの?

給与なら、お店や会社は働いた人に源泉徴収票を渡す決まりがあります。報酬で働いている人には出ません。

辞めたお店にも頼める?

頼めます。辞めた人にも渡す決まりがあります。メールやLINEなど記録が残る形で頼みましょう。

頼んでももらえない

税務署に「源泉徴収票不交付の届出書」を出すと、税務署からお店や会社に話をしてくれます。

源泉徴収票がないと確定申告できない?

できます。給与明細や振込の記録で、給与と差し引かれた税金を計算して申告します。

源泉徴収票は確定申告に付ける?

付ける必要はありません。書かれている金額を申告書に書きます。

給与明細もない

振込の記録や、働いた日と金額のメモから計算します。むずかしいときは税理士に相談しましょう。

報酬で働いているのに源泉徴収票がない

報酬の人には源泉徴収票は出ません。支払調書の扱いになり、受け取る人に渡す決まりはありません。

源泉徴収された税金は戻る?

年末調整を受けていない人や、経費・控除を入れて計算した人は、払いすぎた分が戻ることがあります。

源泉徴収票を頼むのは気まずい

働いた人が受け取るための書類なので、頼んでかまいません。「確定申告に使うので」と伝えて頼みましょう。

夜taxに相談できる?

夜taxは夜職・副業に特化した税理士事務所で、源泉徴収票がないときの確定申告もお手伝いしています。全国対応で、LINEから相談できます。

8. まとめ

給与の人は、お店・会社に頼む → 税務署に源泉徴収票不交付の届出書の順で進めます。給与明細などで金額が分かれば、確定申告はできます。

報酬で働いている人には、源泉徴収票は出ません。明細や振込の記録から計算して申告します。

源泉徴収された税金は、確定申告で戻ることがあります。

給与明細と振込の記録は捨てずに残しましょう

源泉徴収票がないときの申告は、夜職に詳しい税理士に相談すると安心です